2019年12月30日月曜日

ゆかりねっと Ver.1.0.2 公開のお知らせ

ゆかりねっと Ver.1.0.2 を公開しました。

Ver1.0.2のダウンロードは以下からお願いいたします。
https://drive.google.com/open?id=1_0AtoVZqr5uTLjp83e2A4HFDlJoG0Kj4

対応内容は以下となります。
  • ついなちゃん(標準)がVOICEROID2の一覧にデフォルトで表示されるようになりました。
  • ついなちゃん(関西)がVOICEROID2の一覧にデフォルトで表示されるようになりました。
  • 大きな声では言えないですが紲星あかりの識別子が間違っていたのを修正しました。
  • 音声認識アルゴリズムを大きく変更して従来よりもソースコードを4/5まで減らして安定性、速度、認識詰まりを改善しました。
現在の対応している音声合成アプリは以下となります。
  • VOICEROID+/EX 全種
  • VOICEROID2 全種
  • ガイノイドTalk
  • CeVIO 6.1.53.0 以降
  • SofTalk
  • 棒読みちゃん(ポート50001固定)
以下スズモフ様に対応して頂いた合成音声アプリ
  • 音街ウナTalk Ex
  • ギャラ子Talk
  • かんたん!AITalk3
  • かんたん!AITalk3 関西風
詳細はこちら[ https://ch.nicovideo.jp/suzumf/blomaga/ar1412057 ]

※注意※
Ver.1.0.2 では CeVIO 6.1.53.0 よりも古いバージョンのCeVIOを利用することはできません。必ずCeVIOをアップデートしてからご利用ください。



※ゆかりねっとを起動しようとしても起動しない方向け※
ゆかりねっとを起動しようとしても画面すら表示されない人向けの対処方法です。
VC2010x86再配布パッケージのインストールが必要となります。
以下からVC2010x86再配布パッケージをダウンロードしてインストールをお願いいたします。
https://www.microsoft.com/en-us/download/confirmation.aspx?id=5555

2019年10月15日火曜日

ゆかりねっと Ver.1.0.1 公開のお知らせ

ゆかりねっと Ver.1.0.1 を公開しました。

対応内容は以下となります。

  • 最新の CeVIO 6.1.53.0 への対応

※注意※
Ver.1.0.1 では CeVIO 6.1.53.0 よりも古いバージョンのCeVIOを利用することはできません。必ずCeVIOをアップデートしてからご利用ください。

ダウンロードは以下からお願いいたします。
https://drive.google.com/open?id=1txkAIFfpUam9JKdSfxnuxVetY64BlZrF



※ゆかりねっとを起動しようとしても起動しない方向け※
ゆかりねっとを起動しようとしても画面すら表示されない人向けの対処方法です。
VC2010x86再配布パッケージのインストールが必要となります。
以下からVC2010x86再配布パッケージをダウンロードしてインストールをお願いいたします。
https://www.microsoft.com/en-us/download/confirmation.aspx?id=5555

2019年8月30日金曜日

ゆかりねっと Ver.1.0.0 公開のお知らせ

ゆかりねっと Ver.1.0.0 が完成しましたので公開いたします。
当初より予定してた機能がすべて搭載されたため、本バージョンから正式版となります。

ダウンロードは下記リンクからお願いいたします。
https://drive.google.com/open?id=1AVzzWOXTeTgoG5_6zioQs8n2TiLec1ng

※本バージョンよりDropboxからGoogle Driveでの配布に切り替えました。
一般的にダウンロードされていない判定をもらっているため、お手数ですが継続でダウンロードを完了させてください。

1.0.0の主な変更は以下の通りとなります。
    • ずんだねっと正式対応
    • 指定したキーに単語を登録し、そのキーを押下することでマイクを通さずに会話を行う「キー発声」機能を追加しました
    • 不要なDLLがインストール時に含まれていたため削除しました
    • 音声合成で発声させる際の処理フローを見直し、若干早く動作するようになりました


    2019/8/31 2:30 追記

    今回追加した機能はどうやらVC2010x86再配布パッケージが必須のようです…。これに気が付かないとは那珂ちゃんのファンを辞めざるを得ないかもしれません。

    VC2010x86再配布パッケージのダウンロードが必要な方は
    ゆかりねっと1.0.0を起動しようとしても起動しない人」が対象となります。
    ご迷惑をおかけいたしました。

    VC2010x86再配布パッケージは以下からダウンロードできます。
    https://www.microsoft.com/en-us/download/confirmation.aspx?id=5555


    キー発声はこちらの動画がわかりやすいと思います。

    2019年5月31日金曜日

    ただの一般人がストリーマー並の高画質高品質で配信したい!!

    (無駄に長い前振りがあったが省略)

    せっかく世の中配信が流行っているのに配信していない自分はもったいないと思い、自分の考えうる最高の品質と最高の画質で妥協せず配信をするためにはどうすればよいか。

    良い感じにまとまったのでまとめて行こうともう。
    これから配信を始める良い子の諸君の参考になれば幸いである。


    ※この記事を読むにあたっての注意※
    • 高画質とは
      • 1080P60FPS配信であること
      • ブロックノイズが少ないこと
    • 高品質とは
      • フレームドロップしないこと
      • 見る側が不自由しない
    • 妥協せずとは
      • ゲームは1440Pのフルスクリーンでやりたい
      • モニターが144Hz対応なので144Hzでやる
      • ゲームに負荷をかけない
      • APEXはDiscordのオーバーレイ時にマウスが表示される不具合があるが、配信側はDiscordオーバーレイしたい


    まず、一般人である私のPC環境である。


    • CPU: INTEL i9 9900K
    • GPU: MSI GTX 980ti
    • モニター: EIZO FS2735×2
    • マイク: audio-technica AT2020
    • エフェクター: Roland VT-4
    • ヘッドフォン: Razer Tiamat 7.1 V2
    • サウンドカード: ASUS Essence STX II 7.1
    • 榛名改二: ペロペロ

    配信に関係の無い機器は省略。便宜上、本記事においてはゲーム用PCと呼称します。

    まず、この環境でも最近のゲームではFPS144をだすのはなかなか厳しい。
    →配信するならFPS値が今よりも下がる
    →下げたくない場合は画質を落とさなければならない
    →落としたくない
    →そうだ配信専用PCを作ればいいんだ!!


    配信用PC爆誕である。以下スペック。

    • CPU: i7 8700
    • マザーボード: ASUS ROG STRIX H370-I GAMING
    • GPU: MSI GTX 1660ti
    • キャプチャーデバイス: AVerMedia GC553

    配信用PCは次のことができることが前提で組んだ。

    • OBSのNVENC(new)が利用できること
    • CPUによるH264エンコードの場合はプリセットでmediamが指定できること
    ゲーム用PCと配信用PCの接続は次のようになっている。
    この構成にすることで第一関門であった「FPSを下げずに配信する」をクリアした。
    この構成は次の条件をクリアする必要があるため、真似する場合は注意が必要である。

    • キャプチャーデバイスがミラーリングするモニタと同じ解像度、リフレッシュレートを受け付けることが必要
    例えばキャプチャーデバイスが1080Pの60FPSまでの場合、ミラーリングをするとモニタBも1080P、60FPSまで下がってしまう。FS2735は1440Pの144Hzなのでそういった事象が発生すると妥協が生まれる。妥協をしないのが目的なため、キャプチャーデバイスにGC553を選択した。ぶっちゃけ1440P144Hzを受け付けてくれれば何でもよかった。


    ちなみに2PC配信のセオリー的な記事に次のような構成がある。
    上記の構成にし、ゲーム用PCでOBSを動作させ出力プロジェクター機能を用いてキャプチャーデバイスにゲーム画面を擬似ミラーリングする方法である。

    詳しくは「2PC配信」でググってくれ!!

    この擬似ミラーリングには大きな欠点があり

    • 出力プロジェクターはどう頑張っても60FPSで表示されていない感じがする
    • めっさカクつく
    体感51FPSとかそこらではなかろうか。

    重要なのは「めっさカクつく」の方である。動画は仕組み上「前後フレーム」が死ぬほど重要であるため、カクついてフレームスキップが起きると、

    ものすごい量のブロックノイズがのる

    最初は、自分も出力プロジェクター方式を検討していたが、MHWで異常なほどブロックノイズがのるのでやめた経緯がある。動きの遅いゲームならこの方式で問題ない。ただ、そもそも動きの遅いゲームならこの方式(2PC配信)でなくてよい。
    妥協をしないという前提であるならば、2PC配信をするにはキャプチャーデバイスがモニターと同一レベルの入力信号が受け取れることが必須である。

    話を戻そう。

    次に音声周りである。自分の音声周りは以下のようにしたい。

    • ゲーム用PCで基本的にDiscordしたい
    • 配信用PCでは自分の音声とDiscordの音声とゲーム音だけ流れればよい
    • ついでにDiscordの誰が喋っているかわかるオーバーレイも表示したい
    • APEXではDiscordのオーバーレイはバグるのでできれば Discord StreamKit Overlayで表示したい

    上記を満たす構成を1つずつ解説すると永遠に終わらない気がするので、一気にゴールをお見せする。
    持っててよかったVT-4

    正直これがなかったらつんでいた。仕組みは簡単で、マイクの入力をどちらのPCにも入れちゃえばええんやで作戦。VT-4はボイチェンのイメージが強いが、製品自体はエフェクターなので多少ミキサーのようなことができる。

    ゲーム用PCと配信用PCのDiscordはどちらも同じアカウントで入るため、どちらか一方しか音声チャットはできない。そのため、2ついっぺんに音声チャットが走らないので安全である。

    なんでこんなことをしているかというと、Discord StreamKit OverlayをOBSで使用する場合、同じPC上でDiscordが起動していないといけない仕様がある。

    今回OBSは画像にはまだ現れてきていないが、配信用PC側にしかない。そのため、配信用PCにDiscordを入れることはMASTである。しかし、そうするとDiscordをするときは「配信用PCを起動しておかなければならない」

    配信用PCは配信しないときは電源OFFにしたい。ゲーム用PCにもDiscordを入れることはMASTである。

    この場合、マイクの入力を分岐もしくは都度差し替える必要がある。それは面倒。両方繋ぎっぱなしにして必要な方のDiscordで音声チャット入ったら自動的にマイクの入力を変えるようにしたい。

    結果、こうなった。

    尚、Discordのオーバーレイを表示させない、もしくは、Discordの機能にあるゲーム内オーバーレイを表示させてそれを配信する。場合は、上記でなくてよい。
    何度も言うが、APEXはDiscordのオーバーレイを使用すると画面がバグるので注意である。

    ちなみに説明はしていないが配信用PCのDiscordのマイク周りの設定は

    • 入力デバイス:LINE IN
    • 出力デバイス:LINE OUT
    である。

    機器の構成が終わったら、今度は目に見えない様々な設定である。
    最も重要なのが、そう…音声周りの内部配線である!!!!!

    内部配線はすべてゲーム用PCで行う。その点は注意して読んでいただきたい。

    使うのはみんなだいすきVB-AudioさんのVoiceMeeter Bananaである。
    さらに、同VB-AudioさんのVB-CABLE Virtual Audio Cableも入れている。

    現在配信用PCは電源OFFなので表示されていないが、A3がGC553に接続されたHDMIとなる。すべての配信に必要な音はゲーム用PCでBananaによってミックスされる構造とした。

    HEADWARE INPUTは左から

    • わしがしゃべるマイク
    • Virtual Audio Cable OUTPUT:Virtual Audio Cable INPUTの音が流れてくる:配信に流すゲーム音
    • 配信用PCのDiscordの他のメンバーの音声
    となる。HEADWARE OUTPUTは左から
    • A1: ゲーム用PCのサウンドカードEssence STX II 7.1
    • A2: Virtual Audio Cable INPUT:配信向けにゲーム音を調整するために分岐
    • A3: 配信用PCのHDMI
    となる。VIRTUAL INPUTSは左から
    • 左: 規定の再生デバイス
    • 右: ゲーム用PCのDiscordの他のメンバーの音声

    となる。VIRTUAL OUTPUTはB1しか使っていない。且つB1は規定の入力デバイスに設定されている。何を言っているかさっぱりであろう。私も書いていてさっぱりだった。もっと詳細に説明しようと思う。

    まず、規定のデバイス状況だが、以下のようになっている。
    こうすることで、BananaにおけるVIRTUAL INPUTSの左側のところにゲーム用PCで再生されたすべての音が集結する。

    尚、注意として、Bananaはインストール直後は入力Chがステレオになっている。最近のFPSゲームとかは7.1chとかが普通になっているので、これを入れたせいでステレオしか再生されないファ○クとか言わないようにしよう。
    設定方法は、該当のデバイスを右クリックして「スピーカーの設定」をすること。

    それでは1つずつ説明する。

    何度も言うようにVIRTUAL INPUTSの左側はゲーム用PCの全音である。それをA1、A2に流す。A1はサウンドカード。要するにおかゆぅさんの耳だ。A2はVirtual Audio Cableである。

    ここでやりたいことは

    1. 自分で聞くはゲーム音は大きくて良い
    2. 配信はゲーム音大きいと、おかゆぅさんの美声が聞こえなくなるので下げたい
    3. でも自分で聞くのゲーム音も一緒に下げたくない
    4. ゲーム音を2系統に分けて、直接の大きさは自分の耳、配信は別途調整して流せばいいんだ
    となる。それがこの画像の左側で解決する。

    右側はDiscordの友人側の音声である。A3に最終的に流すと配信に音声がのる。もしシャイな友人がいる場合は一言「今から配信するね。拒否権は無いよ」と、お断りをしておくのが社会人のマナーである。了解を得てからA3をクリックしよう!
    右側はそういった日本人的に忖度をするためのところとなる。
     

    ここは実際の機器から入力を受け付けてどこに流すかを設定する。
    左から説明する。

    マイク音量は、名前の通り、おかゆぅさんの美声である。美声はA3(配信用PC)とB1(出力デバイス)の2パターンに流す。A3は言わずもがな配信に流すことを意味する。B1はゲーム用PC側のDiscordの入力デバイスとなる。

    配信側ゲーム音量は、ちょっと上で説明したA2の音を受け取るところである。この辺はややこしい感じだが慣れるんだ。ここでは基本的にゲーム音を下げるためだけに存在する。下げたゲーム音を(A3)配信用PCに流せば、おかゆぅさんの美声が聞こえやすくなる。完璧だ。

    配信PC側Discordは名前の通り配信用PCにおけるDiscordの友人の音声である。もう説明はしないが、配信側PCの音声をLINE INで受け取るため、それを聞くために存在する。
    ここも先程と同様、シャイな友人に許可をとってからA3を押す。


    最後になるが、Bananaはこの上に表示されているA1とかのボタンを押すことで、A1はどこで音を再生するのかを指定できる。
    A1はおかゆぅさんの耳で再生してもらいためサウンドカードである。
    A2はVirtual Audio Cableである。
    A3は現在表示されていないが配信用PCに接続されているキャプチャーデバイスに接続されたHDMIを選択する。

    下側は実は地味に重要である。
    左から2番目。要するにA2の音をどのように再生するかを決められる。最近のゲームは7.1chで再生されることが多い。しかし、配信を聞く側にそういった設備がない場合、5.1ch分は切り捨てられ、やけに小さい音になってしまう。

    YoutubeとかでPUBGやAPEXの配信をみて音が異様に小さくなってしまう人がいれば、これに該当する。

    自分はそういったところを妥協しないために、ここでMIX down Aに設定することでそれを回避している。要するに7.1chを2chの音声に変換している。こうすることで、2chしか対応していない聞いている側に適切な音量を届けることができる。

    しかし、聞いている側が7.1chで聞いている場合、臨場感がなくなる致命的な欠陥がある。
    だが、よくよく考えてもらいたい。

    果たして聞いている側に臨場感はいるのだろうか

    自分はゲームするときは7.1chのヘッドフォンで行うが、配信を見るときは2chの普通のPCスピーカーで聞いている。たぶんみんなもそうだ。間違いない。これは妥協ではないのだ!!

    くっそ長くなってしまったので今日はここまで。
    続きはOBS設定編です。

    2019年3月31日日曜日

    ゆかりねっと Ver.0.4.5 公開しました。

    ゆかりねっと Ver.0.4.5 が完成しましたので公開いたします。
    主な機能はガイノイドTalk 鳴花ヒメ・ミコト対応、東北イタコ対応、音声認識状況表示となります。

    ダウンロードは下記リンクからお願いいたします。
    https://www.dropbox.com/s/qci3yop3rmok4kq/Yukarinette.0.4.5.zip?dl=0

    0.4.5の主な変更は以下の通りとなります。
      • ガイノイドTalk 鳴花ヒメ・ミコト に対応しました。
      • 東北イタコがVOICEROID2の一覧にデフォルトで表示されるようになりました。
      • 東北きりたんの初期パス検索先が間違っていたので修正しました。
      • 音声認識エンジンをゆかりねっとでないソースからも接続しやすいように
      • ポート指定且つゆかりねっと側の音声認識エンジンを起動しない設定を追加しました。
      • 音声認識の状況をわかりやすく表示するようにしました。
      • プリインストールプラグインのみ制御対象のアイコン画像が表示されるようになりました。
      • それに伴いCeVIOは当初設定が不要なプラグインでしたが、設定で実行ファイルを指定できるようになりました。指定してもアイコンが表示されるだけで、設定をしなくても動作に変化はありません。
      • メッセージを心なしか修正したような気がします。
      • メッセージ欄がスクロールしない謎仕様を修正しました。
      • 体感ではわからない速度向上したと思っています。
      • アイコン表示に伴いプラグインリストが高さ60pxから48pxに変わりスッキリしました。
      • ログファイルの内容をほんの少しだけ変えました。
      • VOICEROID2が固まる問題を少しだけ直せたような気がします。

      エイプリルフールに付き合っていただきありがとうございました。

      ずんだねっとに切替可能なゆかりねっとはこちらです。